下北半島のサル調査会のホームページにようこそ

調査の様子

調査の様子

調査がどのように行われているのかという質問を受けます。
どのように答えるか、いろいろ考えましたが参加した人の感想を載せようと思います。参加する方の参考になればと思います。
片づけ終了後残った人で記念撮影

  • 私は今回初めてサル調査に参加しました。野生のニホンザルをじっくり観察すること自体が初めてだったので、群れ全体で移動するときってこんな動きをするんだなど実際に見ることでいろいろな発見がありました。初めての人には経験者の人が同行するので、カウントも教えてもらいながらですが、することができたのでよかったです。
    また、調査には様々な人が参加していて、調査の中で一緒に行動した人にその人が詳しい知識(食痕、糞、植物、鳥、昆虫など)も教えてもらう事もできてとても有意義でした。
    バンガローでの共同生活もみんなでご飯を作ったり、温泉に行ったり、星を見たりととても楽しかったです。
    6日という短い期間でしたが得られたものは多く、また、もっと興味も湧いたので、次もまた絶対に参加したいと思います。  
               N大学 2年   男性
  •  私は今回で3回目の調査になりますが、青森県下北で生息しているサルたちにはまだまだ学ぶことがたくさんあります。
    私が人生で初めてサルに出会ったのは、大阪府箕面市にある箕面の山という観光地でした。そこにいるサルは私が手に持っていたペットボトルを取るほど、とても人馴れしたサルでした。下北のサルたちは住んでいる地域により人馴れしたサル、人馴れしていないサルがみられます。昔、里山の近くのサルに餌付けをしていた時があり、そのサルたちはとても人馴れをしています。そのため、里山の地域では人がだいぶ近づいても逃げないサルが多いです。そのため作物などが食い荒らされると獣害が起きています。また、下北の湯の川地区と呼ばれるとこでは、山中で人があんまり住んでいないためか双眼鏡で覗いてやっと見える距離でも警戒する人馴れしていないサルもいます。観光地・里山・山中など人による土地利用の違いによりサルが人に対する警戒心が変わることを知りました。また、人間が自然に対する影響を表している様に感じました。それは開発を進めて人の住む土地を増やすと同時にサルの住む土地が減り、それに伴い人とサルの住む境界線があいまいになっていくのだと感じたためです。
    また、青森県下北脇野沢のサル調査では様々な専門分野の方が参加するので貴重な話がたくさん聞くことができました。例えば、サルはイネ科植物の茎の外皮をとりなかの柔らかいところだけ食べ、また、ヘビイチゴなどの実は芯を残し外側の柔らかいところを食べるなど、知恵を使って食事をすることを教えてもらいました。そのほかに、フンが発見した場合その湿り具合でいつしたのかでサルがどれぐらいまえにいたか予測ができることを知りました。また、山の奥地ではサルが鳴く回数は非常に少ないことを教えてもらいました。野生動物の調査の経験がない自分にとっては専門知識をもった人と供に行動することで、野生動物に対する知識が飛躍的に学べたと感じています。
    道路キルなど動物側に対する害、農作物の被害など人に対するが害など双方にとって相容れない事が起きているのが現状です。私は土木を学んだ者として人の環境を整えるだけでなく、大切な野生動物の命を守れる環境を作って生きたいと考えています。まだまだ足りないところの多い自分ですが、これからも野生動物の調査に参加し、人と動物の共存できる道を探っていきたいと思います 
             K大学 4年   男性
  •   結論を言えば、野生動物の調査ってすごく面白い!そう強く実感した日々でした。初心者の私にとっては野生動物をまじまじと見たのも初めて、原生林の中を一日中歩くのも初めてだし約一週間を知らない人たちと共同生活するのも初めてです。私はその毎日が本当に楽しくて面白くて仕方がなかったのを覚えています。
    私は大学入学前から野生動物に興味がありましたが、ただ漠然と考えているだけで自分が一体何をしたいのか決まっていませんでした。大学に入り講義を受けてだんだんと野生動物の調査に興味が湧き、先生に相談してこの調査を紹介してもらいました。
     私は初日にA87郡というニホンザルの群れを調査したのですが、彼らはとても人慣れているので間近で鳴き声、食事の仕方、遊び方や移動方法など生活の一部を観察することが出来ました。長時間観察していましたが様々な動きをする彼らがとても面白くて楽しくて全然飽きず、今までサルにあまり興味が無かったはずなのにこんなにニホンザルが可愛いと思っていませんでした。別の群れを調査することもありましたがその面白さは変わらず、寧ろ日が経つに連れて興味も強くなって行きました。特に声や木々の揺れを頼りに離れた場所にいるサルを発見する楽しさはクセになります。時間や空腹の事を忘れて夢中で双眼鏡で片手に調査をしていました。
     下北半島のニホンザルを調査することはもちろん凄く楽しいのですが、私は他に森を歩く楽しさを教えて貰いました。木の見分け方や野鳥の視方、急斜面を登ったり下りたり、頭上より高い藪の中を歩いたりと今までにない体験を調査会に参加したベテランさんや先輩方に沢山教えて貰いました。また複数の大学から学生が集まり、様々な交流が出来ました。知り合いが居らず不安でしたが、皆さん良い人たちばかりでとても楽しく過ごせました。友人もできたのでとても嬉しいです。
     実はこの調査期間夜には疲れ果てて直ぐに寝てしまいましたが、このあと金華山という島での調査を体験し自分の認識が甘かったと痛感しました。後に夏の調査会は比較的初心者向けだよ、という話を聞きましたが納得してしまいました。確かに下北半島の調査を経験したからこそ楽しめたような気がします。
    つまり、サル調査とても楽しかったです。自分にとって有意義な事ばかりでした。お世話になった参加者の皆さんにお礼を言って回りたいくらいです。本当に、本当に楽しかったので冬の調査にも是非参加したいと思います。
          T大学 2年 女性

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